太陽光発電のある家の売却を検討しているのであれば、家が高く売れるか気になるかもしれません。
実際のところ、太陽光発電の設備は、家の売却時に売主のメリットになるのでしょうか。
この記事では、太陽光発電のある家が高く売れるかや、売却方法、高く売るコツについてご紹介します。
太陽光発電がある家は高く売却できるか
以下2つの場合、太陽光発電がある家を高く売れる可能性が上がります。
設置後10年未満
太陽光発電を設置した際に、固定価格買取制度を適用した場合、適用後10年間は余った電力を高額で売却可能です。
この制度は、2019年11月までに設置した場合にのみ適用可能なため、適用されているか確認してみましょう。
また、設置から10～15年は、メーカーによる保証があるため、家の価値が上がります。
設置から10年以上経過していたとしても、売電収入を得たり、節約できたりするため、売却価格が上がる可能性があるでしょう。
蓄電池付き
近年、蓄電の設置による災害対策が、注目を集めています。
一時的な停電が発生した場合、蓄えた電気を使用して、被害を抑えられます。
また、長期的に停電した場合でも、昼間に蓄電した電気を夜に使用可能です。
よって、蓄電池を設置した家は、通常の家よりも高く売れる可能性が高いでしょう。
太陽光発電がある家の売却方法
太陽光発電がある家は、以下3つの方法で売却できます。
家ごと売却
家と太陽光発電の設備を、まとめて売却する方法です。
売却の際は、太陽光発電の名義変更をする必要があります。
新居に移設する
売却する家から、太陽光発電を撤去し、新居に移設する方法です。
取り外しができるタイプの太陽光発電で可能な方法ですが、100万円以上かかる場合があります。
解体する
解体業者に、太陽光発電を処分してもらう方法です。
太陽光パネル20枚で、15万円ほどの解体費用がかかります。
太陽光発電がある家を高く売却するコツ
家を高く売却するコツは、以下の3つです。
収支を見せる
太陽光発電は売電収入を得られる反面、維持費やメンテナンス費などがかかります。
収支情報の開示は、買主に好印象を抱かせるため、売却の際に有利にはたらく場合があります。
蓄電池をつけたまま売却する
前述したとおり、蓄電池の設置は家を高く売却できる要因の1つです。
蓄電池がついている場合は、そのまま売却すると高く売却できる可能性が上がります。
メンテナンスをする
設備のメンテナンスには、毎年20万円ほどかかります。
しかし、メンテナンスをすると故障しにくく、買主が好感をもつため、高い金額で売却可能です。
まとめ
太陽光発電のある家が高く売れるかや、売却方法、高く売るコツについてご紹介しました。
設置から10年未満、または蓄電池つきの場合、高額で売却できます。
記事でご紹介した、売却方法や高く売るコツを参考に、家の売却を検討してみましょう。
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