自己資金だけで、マイホームの入手資金を全額まかなえる方は少数派です。
マイホームは高額な買い物であるため、多くの方は金融機関から融資を受けて、住まいを手に入れます。
本記事では、不動産購入で気になるローンの種類や選ぶときのポイント、金利などについて解説しましょう。
不動産購入で利用できるローンの種類
不動産購入に利用できるローンの種類は、いくつかあります。
それぞれに特徴があるため、これからマイホームを手に入れようと考えている方は、ある程度概要や特徴を把握しておかねばなりません。
代表的なものとしては、銀行などから借りる民間融資が挙げられます。
ほぼすべての銀行において、住宅の入手に利用できる金融商品を扱っています。
また、住宅ローンの専門会社や、生命保険会社の民間融資もあります。
財形貯蓄を行っている方なら、公的融資である財形融資を利用可能です。
さらに、民間と公的融資の中間的な立場である「協調融資」もよく利用されています。
不動産購入時におけるローン選びのポイント
不動産購入時に住宅ローンを選ぶときは、いくつかのポイントをおさえておく必要があります。
まずチェックすべきは、どのような利息のタイプであるかです。
金融商品によって、利率が異なるのはもちろん、据え置きなのか、それとも変動するのかなどタイプがあります。
これについては、のちほど詳しく解説しましょう。
また、返済方法で選ぶ方も少なくありません。
基本的に、元利均等返済と元金均等返済の2つがあり、それぞれに違いがあります。
どちらを選ぶにしても、自分にマッチしたものをチョイスしましょう。
不動産購入に利用できるローンの金利
不動産購入に利用できる、住宅ローンの金利は、大きく固定型と変動型の2つがあります。
固定型とは、完済するまで利率が据え置かれることが特徴で、利率が急に上昇するような心配がありません。
一方の変動型は、さまざまな要因により利率が上下します。
そのため、突然利率が上昇するリスクがありますが、反対に利率が下がるといったことも考えられます。
金利のタイプだけでなく、どの程度の利率を設定しているのかも確認しましょう。
これも、利用する金融機関や公的融資によって異なります。
必ず事前にチェックしましょう。