近年、核家族化により空き家が急増し、社会問題となっています。
空き家はそのまま放置すると、建物の劣化が進むだけでなく、犯罪の被害にあう危険性があるため管理する必要があります。
そこで今回は、空き家の防犯対策の必要性や、狙われやすい家の特徴・防犯対策にてついて解説していきます。
空き家の防犯対策!犯罪被害にあう危険性
空き家の防犯対策が不十分だと「盗難」にあう可能性が高くなります。
空き家の「盗難」は、いつ被害にあったかが特定しにくいため、警察へ届けたとしても解決に至らない場合も少なくありません。
また、空き家に不審者が侵入し、無断で住みつく「不法占拠」の危険性もあります。
ゴミが放置され、悪臭や害虫が発生している恐れもありますが、なにより、空き家を訪問した際、不審者と鉢合わせしてしまうケースもあり、非常に危険です。
ほかにも、空き家は、放火のターゲットになりやすいでしょう。
こういった犯罪被害に巻き込まれないためにも、空き家の防犯対策はしっかりとおこなう必要があります。
空き家の防犯対策!狙われやすい空き家の特徴
人通りが少ない場所にある空き家は、不審者に狙われやすいでしょう。
誰かの目に留まる確率が少なく、警察に通報されるリスクが低いためです。
また、角地にある空き家も、2か所の道路に面しており逃走経路が多いといった理由から、不審者に狙われやすいといわれています。
ほかにも、窓が多い空き家も、不審者に狙われやすいため注意が必要です。
窓が多いということは、侵入経路や逃走経路が多いことを意味するため、不法侵入や不法占拠のターゲットになる確率が高いという調査結果がでています。
空き家の防犯対策!犯罪被害を防ぐ方法
効果的な空き家の防犯対策として、防犯センサーや防犯カメラを設置する方法があります。
人の動きを感知して灯りがつくタイプや、音が鳴るセンサーを設置すると、周囲の方が不審者の侵入に気づく確率が上がるためです。
見える場所に防犯カメラを設置することで、記録はもちろん、防犯対策をしているという不審者に向けてのアピールにもなります。
また、窓に防犯フィルムを貼ったり、防犯ガラスを採用することで窓の強度を上げ、ガラスを割って侵入されるのを防ぐ方法も効果的でしょう。
そのほかにも、建物の清掃や草刈り、郵便物を溜めないよういすることで「定期的に人が来ている」というアピールができるので、狙われにくくなります。
空き家の管理がご自身で難しい場合は、不動産会社に管理を委託したり、売却を検討するという選択肢もあります。
まとめ
空き家は、人の出入りが少ないため、盗難や不法侵入・不法侵入・放火などの被害に合う危険性が高いといえるでしょう。
そのため、空き家は防犯対策をしっかりとり管理する必要があるといえます。
ご自身で管理できない場合は、不動産会社に委託するか売却するといった手段もあります。
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