実家を相続した際や住む予定のなくなった住居がある場合、所有する空き家の管理はどうしたら良いのかというお悩みはありませんか。
所有空き家の放置は、よくない事態になる前に対応しなくてはいけません。
空き家を所有した際の管理する目的や方法、持て余した時の対処法まで解説しますので、ぜひご参照ください。
空き家の管理を自分でする目的とは
空き家の管理を自分でする目的として、家の維持管理が挙げられます。
人の住まない家は、風通しが悪く柱や梁など重要な部分が傷んでしまいます。
また、雨漏りや水道管の破損などの欠陥にも気が付かず、傷みが重大かつ深刻なものになりかねません。
外回りでは、雑草が生い茂り害虫を呼び、庭木が隣家に侵食するなど近隣トラブルのもとになります。
人が住んでいない家は、知らぬ間に犯罪の温床になることもあり、場合によっては管理不足からの損害賠償請求も考えられるため、注意が必要です。
政府も放置された空き家を問題視しており、対策目的に特定空家の認定をし、固定資産税の優遇措置の撤廃をしています。
このような現状からも空き家の放置は厳禁で、適切な維持管理が求められているのです。
空き家の管理を自分でする際に必要な道具
空き家は住居と違い、埃が溜まりやすく蜂などの害虫が潜んでいる場合があります。
自分で管理をする場合は、これらを考慮し、汚れても良く肌を露出させない服装で出かけましょう。
掃除道具は箒を持参し、通電がない場合には懐中電灯などを持参するなど、状況に見合った道具を用意しましょう。
道具の他にも、現地に赴く時間は限られていますのでチェックリストを準備しておけば効率よく作業ができます。
そのほか空き家の状況を把握するための写真、メモなどを取っておくとより良いでしょう。
自分で空き家を管理する方法
空き家管理で現地に赴いた際、必ずやっておきたいのが換気と通水です。
屋内の空気を循環させれば木材の傷みを軽減でき、水道管の傷みは修繕費用が掛かり水漏れは床材の傷みの原因となりますので通水時に確認してください。
また忘れがちなのがポストの状況です。
ポストに個人情報が含まれた郵便物を放置していると個人情報漏洩の可能性があったり、チラシなどを詰め込まれたポストは放火の標的になったりしますので、必ず確認しましょう。
また周辺住民への挨拶や声掛けもできれば、犯罪抑止になります。
これらの管理方法は、できれば月に一回の頻度でするのがベストでしょう。
空き家が遠方にある、なかなか時間が取れないなど管理方法に不安がある方は、管理を業務委託すると時間と手間がかからないため、おすすめです。
空き家の所有をしていても今後活用方法がない場合は、思い切って売却し手放してしまえば費用などの負担がかかりません。
まとめ
空き家を所有したら適切な管理をし、周辺環境への悪影響を抑えるように努めましょう。
換気と通水などの空き家管理は、月一回のペースでおこなえればベストです。
空き家を所有している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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