空き家を賃貸に出したものの借り手がなかなか見つからなくて困っている方も多いのではないでしょうか。
そんななかでも若い世代を中心に近年需要が高まり、注目されているのがシェアハウスです。
今回は、空き家をシェアハウスとして貸しに出すメリットとデメリットについて解説します。
空き家を活用したシェアハウスとは?
住む方がいなくなった空き家を取り壊すことに抵抗がある大家さんは多いです。
そこでシェアハウス物件として提供するのはいかがでしょうか。
シェアハウスとは、一つの住居を複数人で共同生活する賃貸物件のことです。
個人それぞれの部屋を持ちながら、キッチンやトイレなどを共有し、家賃もシェアするため一人当たりの負担を抑えられます。
ルームシェアのニーズは年々右肩上がりで増えており、一戸建ての空き家を共同生活専用の物件として募集しているケースも多く見受けられます。
また空き家物件は増えているものの、ルームシェア専用の物件が占める割合はとても少ないため、需要に供給が追いついていない状況です。
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空き家を活用したシェアハウスのメリットとは?
ルームシェアの物件であれば単身部屋のように、各部屋にトイレや浴槽を設置する必要がないため、同じ面積でも部屋数を多く設けられます。
また入居者一人ひとりと契約をしているため、一人の退去者が出ても賃料収入がゼロになる空室リスクの心配もありません。
共用の家具や家電は初めから備え付けであったり賃料も割安だったりと、初期費用や準備にかける時間も短くて済みます。
都心部に安く住みたい方や短期間の滞在を予定している単身者にとってはピッタリな物件でしょう。
一軒家をファミリー向けとして賃貸物件に出すと、家族一人ひとりの条件に合う物件でないと、入居者がなかなか見つからないリスクが発生します。
この点からも、通常の物件よりも入居率が高くなる可能性が大きいです。
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空き家を活用したシェアハウスのデメリットとは?
ルームシェアは赤の他人同士での共同生活になるため、トラブルの発展に繋がりやすいデメリットがあります。
たとえば、物を盗まれたり電話の声がうるさかったりするとストレスとなり、自分の言動や行動もルームメイトにとっては苦痛になってしまうかもしれません。
入居者のクレームは大家さんが対応することになります。
委託管理も可能ですが、管理会社の多くはシェアハウスの管理費用を通常の賃貸物件よりも割り増しで設定している場合があるため、事前に確認しておきましょう。
また、入居者がある日突然失踪してしまうケースもありがちな問題です。
家賃が滞納になっても他の入居者に請求はできないため、勤務先や実家などの連絡先を確認しておくなどの対策もおこないましょう。
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まとめ
シェアハウスは年々需要が高まっており、引っ越し資金や家賃を抑えたい単身者に人気です。
大家にとっても通常の賃貸物件よりも部屋数を増やせるため、多くの収入を得やすいです。
入居者同士のトラブル対応やリスクなどデメリットの対策をしたうえで取り組むようにしましょう。
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