任意売却による不動産の売却を検討しており、少しでも高く売却したいと考えている方も多いでしょう。
単純売却とは、任意売却手法の1つで、一般的な売却に最も近い売却方法です。
この記事では、単純売却とはなにか、その概要の説明やメリット及び注意点について解説していきますのでぜひ参考にしてください。
任意売却手法の単純売却とは?概要について解説
任意売却とは、住宅ローンの支払いが困難になった場合に、債権者の同意を得ることで該当不動産を売却することです。
6種類ある任意売却の1つに単純売却があり、不動産の売却価格が住宅ローンなどの借入残高よりも高い場合でも不動産を売却できる制度になります。
任意売却の中でも不動産の売却価格を高くすることができ、売却後の債務を1番低くできる可能性が高い手法です。
不動産売却の告知後、買主が見つかったら引っ越して不動産を引き渡し、受領した代金で住宅ローンの返済をおこないます。
売却相手は一般の消費者になり、売却までの一連の流れは一般の売却方法と大きな違いはありません。
単純売却のメリットとは
最大のメリットは、6種類ある任意売却の中で最も売却額が高くなる可能性があることです。
任意売却ではなく、競売を選択すると市場価格の7割程度の売却価格になってしまいます。
単純売却を選択すれば、競売の1.5倍程度の売却額を期待することも可能です。
債務を1番少なくできる効果が高いことから、債権者からの同意を比較的簡単に得ることができます。
また、一般の売却方法と大きな違いがないため、近所の人にローンが返済できなくなって家を手放したことを知られるリスクがありません。
デメリットは、いつ売れるかは不明で売却までに時間がかかることがあることです。
また、売却後は引き続き居住することはできないため引っ越しが必要で、引っ越しに伴う出費が発生します。
単純売却を利用する場合の注意点とは
注意点ですが、売却相手が一般の消費者のため、売却期間はある程度ゆとりをもって計画する必要があります。
購入希望者が不動産の内覧を行った後、気に入ってもらえば売却交渉に進みますが、売却に時間はかかってしまいます。
内覧時に部屋の状態が悪いと買い手が付きにくくなるため、部屋のコンディションを良くする必要があり、理想はそのまま住める状態です。
クリーニング程度で済む状態なら問題になりませんが、フルリホームが必要だったり不用品があふれていたりする場合は、なかなか買い手がつきません。
また、売却が決まるタイミングが不明なため、引っ越しの計画を立てるのも難しいです。
まとめ
単純売却とはなにか、その概要の説明やメリット及び注意点について解説しました。
競売時と比較すると1.5倍の売却額になることもあるため、選択肢の1つとしておすすめです。
今回記事の中で紹介した情報を参考にしていただけますと幸いです。
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