不動産を売却するときに気になるのが「住みながら売っても良いのか」ということです。
一般的に空き家で売るイメージが強いため、疑問に感じている方は少なくないでしょう。
そこで本記事では、住んでいる状態で家を売る方法やメリット、注意点などを解説します。
「住んでいる状態で売る方法」をきちんと理解しておくことで、安全に引き渡すことができます。
住みながら不動産の売却をおこなう方法
家を売るときに気になるのが住みながらおこなうのか、空き家でおこなうのかです。
どちらの方法でも売却は可能ですが、住みながら売った場合、内覧者にマイナスイメージを与えてしまう恐れがあります。
しかし、コツさえ掴めば住みながら家を売ることはできます。
●内覧をおこなう
●家の雰囲気を良くする
●資料を準備する
●内覧者にずっと付かない
●換気をする
●売却スケジュールは綿密に
住みながら不動産を売却する場合、内覧が大きなポイントになります。
一人でも多く家に興味を持ってもらうためにも積極的に内覧をおこないましょう。
住みながら不動産売却する場合のメリット
「空き家にしてから売ったほうが良いのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし住みながら売却する場合もメリットはたくさんあります。
ここでは主なメリットを3つご紹介します。
売却資金を引っ越しに充てる
住んでいる状態で家を売ると、資金を引っ越しの費用に充てることができます。
そのため自己資金がなくても新居購入がしやすくなります。
また引き渡すまで住めるのもメリットでしょう。
内覧で買主に家の良さを伝えやすい
不動産会社を通して家の良さを伝えるよりも、売主が実際に住んでみて感じたことを直接説明したほうがより伝わります。
住環境や近隣情報を説明できる
周辺の環境や近隣情報なども伝えることができます。
事前に分かっていると買主も購入しやすくなるでしょう。
住みながら不動産を売却するときの注意点
今後家を売ろうと考えている方は、以下の注意点も参考にしてみてください。
生活感が出すぎるとNG
あくまで人が住んでいる状態で売るため、どうしても生活感が出てしまいます。
しかし、生活感が出すぎてしまうと売れにくくなるので注意しましょう。
突然内覧の予定が入る
いつ内覧の予約が入るか分からないため、常に部屋を綺麗な状態にしておかなければいけません。
また土日に予約が集中しやすいため、ゆっくり休めないこともあるでしょう。
買主は即入居できない
引き渡し日が制限されているため、即入居が不可能です。
ペットがいる場合は十分な換気を
動物のにおいは非常に強く、ペットを飼っていない方には不快です。
消臭剤を置くなどしてしっかり換気をしておきましょう。
小さい子どもがいる場合の注意点
乳幼児や小さい子どもがいる場合、ゆっくり内覧できません。
どうしても売りたい場合は、子どもの面倒を見られる方がいるときがおすすめです。