近年新築されたマンションでは、キッチンにディスポーザーを設置しているところが増えてきました。
しかし、生ゴミの処理が楽になることぐらいしか知らない方も、まだ多いはずです。
そこで今回は、ディスポーザーとはなにか、使い方やメリットについて解説するので、ぜひマンションやお部屋探しの参考にしてください。
マンションで人気の設備!ディスポーザーとは?
ディスポーザーとはキッチンの排水口に設置された生ゴミ粉砕機のことであり、生ゴミを下水に流して捨てられるというメリットがあります。
その歴史は古く、アメリカでは1927年に開発されたあと、1950年代になってから本格的に普及し始め、今では6割ほどの家庭のキッチンで見られるようになりました。
一方、日本では1970年代から導入が進められたものの、当時は排水処理機能に問題があったため、普及までに時間がかかってしまったのです。
しかし、現在では自治体から設置のための助成金が出るケースもあるほどで、マンションの人気設備のひとつとなっています。
マンションのディスポーザーの使い方は?
使い方はとても簡単で、水を流しながら生ゴミを投入し、フタを閉めてからスイッチを入れるだけです。
そうすると、内部に取り付けられたモーターによってブレードが回転し、遠心力でゴミが機械の壁にぶつけられて破砕されます。
ディスポーザーには「連続投入方式」と「パッチフィールド式」の2つのタイプがありますが、基本的な使い方は変わりません。
粉々になった生ゴミが混じった排水は、マンションの敷地内にある処理施設に流れます。
そこで、固形分は汚泥として分離し、バクテリアによる分解処理をおこなってから、初めて公共下水道に流されるのです。
以上がディスポーザーの排水処理の仕組みであり、下水機能や環境に悪い影響を与えることはないのでご安心ください。
ディスポーザーにはどのようなメリット・デメリットがあるの?
ディスポーザーのメリットは、シンクに生ゴミを捨てるための三角コーナーを置く必要がなくなり、悪臭や害虫の発生を防げることです。
また、掃除の手間やゴミの量が減り、ゴミ出しの負担やゴミ処理による環境への負荷を少なくできます。
ハエやゴキブリといった害虫の発生も、同時に抑えられるでしょう。
しかし、1日3回の使用で月に4,000円から5,000円かかる水道代・電気代にくわえて、年間で1万円ほどの維持管理費が必要です。
定期的な内部の掃除やメンテナンスもおこなわなければなりません。
製品によってはあまり気にならないものもありますが、動作音や振動が大きくて気になってしまうこともデメリットとして挙げられます。
まとめ
ディスポーザーは、今やマンションの人気設備のひとつとなっています。
使い方も難しくなく、生ゴミを片付ける手間が省け、環境への負担も減らせる点が魅力です。
ただし、メンテナンスも定期的におこなわなければならず、金銭的負担も小さくない点は、頭に入れておいてください。
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