現在、相続されたものの放置されていたり手入れをする方のいなかったりする空き家が増加しています。
そんな空き家には、種類があるのを知っていますか?
今回は、空き家の種類や増加率の高い空き家の種類はどんなものなのか、空き家を放置するとどんなリスクがあるのかをご紹介します。
空き家の種類とは?
空き家と一言でいっても、状況などによって4つの種類に分けられます。
●賃貸用住宅(新築や中古に関係なく、賃貸物件の空き家)
●売却用住宅(新築や中古に関係なく、売却を目的とした空き家)
●二次的住宅(週末や休暇のみや保養などの目的の別荘など、日常的に住んでいない空き家)
●そのほかの住宅(賃貸用・売却用・二次的住宅のどれにも含まれない空き家)
転勤や入院など長期的に人が住んでいなかったり、取り壊す予定があったりする住宅も含まれます。
増加率が高い空き家の種類とは
空き家の種類には、①賃貸用・②売却用・③二次的住宅・④そのほかの住宅の4種類ありますが、もっとも増加率が高いのは「④そのほかの住宅」です。
この増加率は、国が5年ごとにおこなっている住宅・土地統計調査で調査されています。
以下は、4種類の空き家別の2013年からの2018年での増減率です。
●①賃貸用:+0.4%
●②売却用:-4.5%
●③二次的住宅:-7.3%
●④そのほかの住宅:+9.1%
この結果を見てもわかるとおり、④そのほかの住宅の増加率が9.1%ともっとも高くなっています。
空き家の種類「④そのほかの住宅」を放置した場合
現在増加しているのが④そのほかの住宅は、賃貸物件として利用したり売却したりしない場合でも、定期的な管理は必要です。
定期的な管理をせず、放置されてしまった空き家は、倒壊の危険性や有害性、景観が損なわれるなどに該当する可能性があります。
これらに該当すると、行政から「特定空家」に認定されてしまいます。
特定空家に認定されると、行政措置の対象となったり固定資産税や都市計画軽減措置の対象外になるため最大で6倍の固定資産税が課されるかもしれません。
そのため、使う予定のない④そのほかの空き家を所有している場合は、放置するのではなく定期的な管理をおこないましょう。
仮に管理が難しい場合は、売却などの手放す方法を検討したほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、空き家の種類や増加率の高い空き家の種類とはどんな空き家なのかなどご紹介しました。
4つの種類がある空き家のなかでも、④そのほかの空き家は増加率がもっとも高いです。
空き家を放置してしまうと、特定空家に認定され固定資産税などが高くなってしまうため、管理が難しい空き家は売却するなどを検討しましょう。
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