任意売却後も、住宅ローンの残債を払い続けるケースは多くあります。
残債は払い続ける義務がありますが、支払えない場合はどうなるのか、任意売却を検討している方は気になることでしょう。
そこでこの記事では、任意売却をしても住宅ローンの残債が払えない場合はどうなるのか、またその対処法をご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の賃貸物件一覧へ進む
任意売却後に残債が払えないとどうなる?
任意売却をして、売却益をすべて残債の支払いに充てても、住宅ローンが残ってしまうケースが多くあります。
それでも残債を支払う義務はなくならないので、完済するまで支払わなければなりません。
その流れは下記のとおりです。
●任意売却
●残債が発生
●返済方法を金融機関や債権回収会社と交渉
●返済
残債にも時効はありますが、金融機関などの債権者は時効が成立する前に差し押さえや請求をおこなうため、時効期間の計算がリセットされるので成立はしません。
もしも残債を返済しない場合は、連帯保証人が支払いの義務を負うことになるので注意しましょう。
また残債の支払いは、債権を持っている金融機関、または債権を金融機関などから買い取る「債権回収会社」に対しておこないます。
分割返済や利息といった条件は、金融機関や債権回収会社と交渉できる場合も多くなっています。
▼この記事も読まれています
不動産売却時に火災保険を解約するタイミングと返還金について解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の賃貸物件一覧へ進む
任意売却の残債が払えない場合の対処法
任意売却しても残債が払えない場合は、下記のような対処法があります。
●個人再生
●自己破産
個人再生とは、債務額を5分の1ほどまで引き下げて、原則3年(最大5年)で返済する制度です。
債務額を最大100万円まで引き下げられ、車や教育ローンも合算することができます。
ただし利用できるのは安定した収入のある方に限られ、さらに車などの資産を取り上げられる可能性もあるので、利用する際は十分な検討が必要です。
また安定した収入がないなど、個人再生を利用できない方は、自己破産を考えることとなります。
自己破産は裁判所に申し出をおこなって、残債の支払いを逃れる制度ですが、クレジットカードが作れなくなったり、ローンを組めなくなったりしてしまうので慎重な検討が必要です。
また、できれば個人再生や自己破産はしたくない場合、リースバックという対処法もあります。
リースバックとは、自宅を売却したあとに、家賃を支払いその家に住み続ける方法です。
リースバックをすると賃料と残債を支払うことになりますが、所有権を放棄するので各種税金の支払いが免除され、負担が軽減される可能性もあります。
▼この記事も読まれています
ガソリンスタンド跡地を売却するときに押さえておきたいポイントとは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
任意売却しても残債が払えない場合でも、支払いの義務はあり、支払わないと連帯保証人に迷惑を掛けてしまいます。
しかしそれでも返済できない場合は、個人再生や自己破産、リースバックといった対処法を慎重に検討しましょう。
私たちシバタ不動産は、彦根市を中心に多数の不動産を取り扱っております。
不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の賃貸物件一覧へ進む

シバタ不動産 メディア担当
株式会社シバタ不動産では、宅地分譲をメインに彦根市を中心にとしたエリアで賃貸・売買問わず戸建・土地・マンション・分譲住宅地・古民家など多数物件を取り揃えております。今後も様々な情報をお届けできるよう不動産情報に関連した記事をご提供します。