不動産の価格は、市場の動向や売主と買主の状況、立地や周辺環境などのさまざまな要因で異なります。
そのため、適正な価格で安心して取引するには、価格が決まる要素の理解が欠かせません。
この記事では、実勢価格を取り上げ、その調べ方や調べる際の注意点を解説します。
不動産の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の売買物件一覧へ進む
不動産の実勢価格とは
実勢価格とは、不動産の売買において売り手と買い手との間で、実際に取引が成立する価格です。
不動産会社が販売するときに設定する販売価格と異なり、需要と供給の関係によって決まります。
販売価格が3,000万円であっても、価格交渉によって3,500万円で取引されたのであれば、実勢価格は3,500万円です。
土地の価格を決める目安となる指標に、公示地価と基準地価があります。
どちらも毎年発表されますが、公示地価は国土交通省、基準地価は各都道府県が実施機関です。
これらの指標を基にして、実際の不動産売買価格が決められます。
▼この記事も読まれています
不動産売却時に火災保険を解約するタイミングと返還金について解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の売買物件一覧へ進む
不動産の実勢価格の調べ方
国土交通省が運営しているサイト「不動産情報ライブラリ」を参照すれば、不動産の取引価格や地価公示などの価格情報がわかります。
地図や地域から検索が可能で、必要な情報をタイムリーかつ容易に取得できるため便利です。
あくまでも目安で地域にもよって変わりますが、一般的に基準地価と公示地価の1.1?1.2倍が実勢価格になります。
そのため、どちらかの指標が分かっていれば、おおよその価格を調べられます。
さらに、固定資産税評価額からも調査が可能です。
固定資産税を計算する際に用いられる指標ですが、公示地価の70%相当が評価水準とされています。
固定資産税評価額が3,000万円の場合、3,000万円を70%で割って1.1?1.2倍にすればおおよその価格が算出できます。
不動産価格の調べ方を理解できていれば、適正な価格での取引が実現できるため安心です。
▼この記事も読まれています
不動産売却でかかる「所得税」などの税金と翌年に必要な確定申告について
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の売買物件一覧へ進む
不動産の実勢価格を調べるにあたっての注意点
不動産の価格が決まる要因は、市場の動向や物件の立地と状態、周辺の取引事例などさまざまです。
価格を設定する際には、これらの要因を考慮して、慎重に決める必要があります。
実勢価格は過去の取引額であり、似たような物件であっても同じ価格帯で売買ができるとは限らない点に注意が必要です。
売り出し価格は自由に設定できるため、実勢価格からかけ離れた額で売却を計画しても問題はありません。しかし、買い手が見つからないリスクが高まるのが、注意点といえます。
また、不動産の価格は立地や物件の状態などで、価格に差が出る場合が多くあります。
同じ物件が二つと存在しないように、同じ価格も存在しない点に注意が必要です。
適切な価格を設定するには、複数の調べ方を効率的に使用するのがポイントです。
▼この記事も読まれています
ガソリンスタンド跡地を売却するときに押さえておきたいポイントとは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の売買物件一覧へ進む
まとめ
不動産価格の決定要因はさまざまであり、市場の動向や物件の状態、需要と供給のバランスなどが大きく影響します。
しかし、実勢価格の調べ方や注意点を理解しておけば、安心して不動産取引に臨めます。
適正価格でスムーズかつ円滑に不動産を売却してもらえれば幸いです。
彦根市の不動産のことなら創業30年以上の実績があるシバタ不動産がサポートいたします。
不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
彦根市の売買物件一覧へ進む
シバタ不動産 メディア担当
株式会社シバタ不動産では、宅地分譲をメインに彦根市を中心にとしたエリアで賃貸・売買問わず戸建・土地・マンション・分譲住宅地・古民家など多数物件を取り揃えております。今後も様々な情報をお届けできるよう不動産情報に関連した記事をご提供します。