不動産を購入する際に住宅ローンを組むと住宅ローン減税を利用できますが、令和6年1月からこの制度が改正されました。
改正後は多くの住宅で省エネ基準を満たす必要があるため、ポイントを押さえておくことが大切です。
今回は、住宅ローン減税改正のポイントや、断熱等級や一次エネ等級などの省エネ基準についてご紹介します。
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住宅ローン減税改正のポイント
住宅ローン減税では、年末の住宅ローン残高に応じて所得税の控除を受けられます。
令和6年1月からこの制度が改正され、新築住宅で住宅ローン減税を受けるためには省エネ基準を満たさなければならなくなりました。
改正後の省エネ基準では、断熱等級と一次エネ等級がどちらも4以上必要です。
住宅ローン減税を受けるための借入限度額は縮小されており、以前ほどの節税効果は見込めなくなりました。
また、制度を利用するためにはその住宅が基準となる断熱等級や一次エネ等級を満たしていると証明する証明書の提出が必要です。
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住宅ローン減税の断熱等級における省エネ基準
断熱等級はその住宅の断熱性能がどの程度かを示す等級であり、住宅ローン減税を利用するためには4以上の等級が必要です。
断熱等級の認定には、UA値とηAC値と呼ばれる数値が密接に関わっています。
UA値は、室内の熱がどれだけ屋外に逃げやすいかを示す数値です。
UA値が小さいほど熱が外に逃げにくく、少なくとも0.87以下の数値に収めるのが望ましいとされています。
ηAC値は、太陽の熱がどれだけ屋内に伝わりやすいかを示す数値です。
とくに夏の冷房空調負荷を計算する際に用いる数値であり、この数値が低いほど冷暖房効率が良いとされています。
ηAC値については、地域にもよりますが基本的に3.00以内に収めるのが等級4の条件です。
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住宅ローン減税の一次エネ等級における省エネ基準
一次エネ等級は、一次エネルギー消費量等級の略称で住宅における一次エネルギーの消費量を示す基準です。
一次エネルギーとは、電気やガスなど、家庭で消費されるエネルギーに加工される前のエネルギーの原料のことを指します。
原油や石炭、天然ガス、水力や風力、太陽熱などはすべて一次エネルギーです。
電気やガスなど、エネルギーによって単位が異なるため、一次エネルギー消費量をチェックする際は共通単位としてMJやGJを使います。
省エネ基準に適合するかを確認する際は、住宅の設計一次エネルギー消費量が定められた基準一次エネルギー消費量を下回っているかをチェックするのが特徴です。
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まとめ
住宅ローン減税を利用するためには、省エネ基準を満たした新築住宅を購入することが大切です。
断熱等級と一次エネ等級はどちらも4を満たしている必要があります。
住宅ローン減税の利用を申請する際は、これらの性能を満たしていることを示す証明書が必要です。
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