「住宅ローンがまだ滞納に陥っていない段階でマイホームを売却できるのだろうかと、悩む方は多いです。
借入額がまだ残っている状態でマイホームを売却するには、金融機関から承諾をもらう必要がありますが、実際には簡単に手続きが進むとは限りません。
こちらの記事では、住宅ローンの滞納がまだなくても任意売却できるのかお伝えしたうえで、金融機関の許可を得るのがむずかしい理由とメリットを解説します。
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住宅ローンの滞納がまだなくても任意売却はできるのか
住宅ローンの滞納がまだない状態でも、債務者自身の都合によってマイホームの売却を希望する場合、金融機関からの同意が得られるのであれば任意売却は可能です。
債務者は金融機関に対して、契約時に予定していた返済計画よりも早期に完済するための早期代位弁済申し立てを行い、その結果、ローンの支払いを停止させます。
ローンの返済を継続していても、場合によっては抵当権の抹消が認められるため、そのままローンの支払いを続ける方も稀にいます。
一般的にローンの返済が止まってから競売にかけられるまでの期間は9か月ほどですので、その期間中に抵当権抹消を認める金融機関が多いです。
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住宅ローンの滞納がまだなくても任意売却がむずかしい理由
住宅ローンの滞納がまだなくても任意売却がむずかしい理由は、金融機関が返済期間中に得られる利息などの利益の損失を避けたいという意向に基づくためです。
金融機関は、債務者に貸付をして返済期間中に発生する利息で利益を得ています。
一人の債務者から最大限の利益を出すためには、一括払いで返済されるよりも予定どおり返済を続けてもらう必要があるため、話し合いに同意してもらえない可能性が高いです。
よって、病気や怪我などで収入が減り、今は返済できても将来的に滞納リスクがある旨を明確に伝える必要があります。
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住宅ローンを滞納する前に任意売却するメリット
住宅ローンを滞納する前に任意売却するメリットは、相談する時間の確保・事故情報にならない・競売回避の3点です。
まず、売買取引を行う際は、査定や査定根拠の作成、残債返済計画の策定など、さまざまな準備が必要となるため、金銭的に余裕のある段階で十分な相談時間を確保すれば、心にもゆとりを持つことができるでしょう。
続いて、一度でも返済が遅れてしまうと信用情報が傷つき、クレジットカードやそのほかのローンを組むときの審査に不利です。
最後に、返済できずに3〜9か月ほど経過すると強制的に競売にかけられて相場以下での売買取引が成立してしまいますが、返済ができている限りは競売を回避できます。
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まとめ
住宅ローンをまだ滞納していない段階でも、将来的な返済が厳しいのであれば、任意売却を視野に入れるべきです。
返済が遅れる前に対処できれば、競売リスクを回避し、信用情報にも傷が入りません。
利益がほしい金融機関は、抵当権の抹消手続きに合意しない可能性があるため、債務者が事情をご説明する必要があります。
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